異常な暑さにおける小さな適応は仕事にもつうずる
連日、危険な暑さが続いていますね。
先日、出張で地方に行った時に30度くらいだったのですが、かなり涼しいと感じました。
昔は30度ぐらいでも暑かったような気がしましたが、今や別次元です。
そんな暑さの中でも、通勤したり、営業で客先に訪問したりと外に出なければいけません。
しかもスーツスタイルで。ジャケットは着ませんが、何とも効率的ではない服装ですね。
いっそ行政命令で、短パンやTシャツを推奨してくれれば良いのに。
第一次オイルショックの際に、省エネルギー対策として、元祖クールビズ・省エネルックが大平首相の下に推進されましたが、半袖ジャケットというスタイルが、あまりにダサかったのか浸透しなかったようです。
話はそれましたが、過去の気温よりも上がっているであろう状況にもかかわらず、同じよう対応を取っていては進歩がないと思います。
地球環境が変化し、テクノロジーも変化しているわけですから、働く環境もそれに応じて適応していく必要があると思います。
「強い者が生き延びたのではない。変化に適応したものが生き延びたのだ。」
ハーバート・スペンサー
この言葉にあるように、変化に沿って進化することがビジネスという生存競争において生きながらえることができるのです。
身近な事例では、若手の社員が配属された部署に上手く適応できなかったことがありました。
本人の経験が足りなかっただけで、能力や素質が至らなかった訳ではないのですが、やはり環境に適応できなかったという結論からの結果だと思います。
これは持論ですが、その若手社員について柔軟性が足りないのかなぁと感じたのが、真夏にもかかわらずスーツジャケットを崩さないんですよね。
別に規定をもうけているわけではないので、固執する必要はないのですが、それを頑なに守っているわけですよ。
こんなに暑くて、下手すれば熱中症になるかもしれないのに、状況に応じたことが出来ない思考に課題があると感じましたね。
これって、実際の仕事にも関わるものだと思います。
状況が日々刻々と変化するなかで、最適な選択は何なのかという行動を起こさない。若手なので、失敗しても良いのに、思考を止めてしまっているのではないかと危惧してしまいます。
いろんな状況変化に晒される現代において、最適を選ぶのは難しい課題ですが、思考を止めることなく、何故これを自分は選択したのかを常に問い続けることをしなければ、生存競争に残れないでしょう。