リベラル社畜のほぼ日ブログ

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採用で「人を大切にする」と謳っている企業は、ほどほどに受け取るべき

「社員は会社の財産だから」「社員は家族と一緒」などのあたたかい言葉を並べている企業の採用募集などを、見かけてことのある方は多いと思います。しかし、実際はそんなことないと肝に銘じておいた方が良いですよ。

勘違いして甘えてはいけない

たしかに、売上と利益をもたらす社員は財産ですが、会社にベネフィットをもたらさない社員は、ただの負債にしかなりません。一生懸命に頑張っているのに成果が出ない。だからって、「いつまでもこの会社にいて大丈夫だから」とは言ってくれません。もしこの言葉を出せて、実行されている企業があれば、それこそ、その会社を大切にすべきです。理解すべきなのは、前提として企業というのは営利組織なわけで、企業が稼げなければ存在できなくなるのです。

家族と一緒はありえない

絶対ではありませんが、社員を家族のように考えているというのは、ビジネス社会で生き残る上では心強い言葉です。ただ、仕事をするのは、自分のリアル家族を守るためであり、最悪の時に、社員の家族を守ってくれる企業なんてものは、ほとんど存在しないと思った方が良いです。

人を大切にする企業の見分け方

とは言っても、人を大切にしている企業は存在します。そのポイントを挙げてみます。

キャリアアップが明確で実現可能

あなたの会社では、キャリアアップが全員に開示されていて、内容も理解がしやすくなっていますか?くわえて、段階的に実現ができるようになっていることも重要です。また、何のスキルが身につくのかを、明確にしてあるかも、かなりというか、すごく重要です。

社員の可能性に投資をする

できるようになってから、昇進させるのではなく、経験がなくても数年先にはできるようになるだろうと、見込みを評価してくれる企業であることです。社員のキャリアアップにもつながります。

あたたかく見送る風土がある

良い企業であっても、仕方のない事情で辞めなければならないことがあります。その時に、あたたかく見送ってくれる企業かどうか。「去るものおわず。今いる社員の方が大切だから」と、軽んじている企業は結構あります。今いる社員が、それを知ってどう思うかを考えて欲しいものですが。

「こんなもん」と考えるべき

企業が社員を大切にし、守ってくれるという考えを持たず、「こんなもん」という心持ちでいることが大切です。当然、社内な人間関係は大切ですし、仲が良く家族みたいというのは、すごく良いことです。しかし、社員にとって重視すべきは、この企業では、「何を経験できて、何ができるようになって、どんな成果・実績を残せるのか」ということです。