仕事でより正確な成果を把握するには会計を知っておくべき
もう数年前になりますが、事業の会計について学びたくなったので、日商簿記検定を取得しました。自己学習のみで、まずは3級、続いて2級に合格しました。1級は保留にしたまま、やらず仕舞いといった感じですが。簿記を学習しておくと仕事に対する数字を意識するようになったので、成果をより正確に把握できるようになりました。
仕事に必要ではなかったのですが、金融投資に役立つかなぁというのと、自己啓発の一つとして取得しました。その時の学習方法を簡単に紹介します。
取得した背景
営業職などなら特に数字を意識することが多いでしょうが、「こんなに売上をあげているのに、自分の給与少ないない?」ということがあります。しかし、ホントにそうでしょうか?自分が売上をあげていても、それ以上に把握できていないところでコストが掛かっているものです。
私の勉強法
テキストと問題集を使い、ひたすら問題を解く
兎にも角にも、ただ問題集を解きまくりました。分からなければ、分からない問題は、すぐにテキストや回答を見て、繰り返し問題を解いていました。
問題集のあとは、過去問を解く
問題集を完璧に解けるようになったら、次は過去問を、全問正解になるまで、ひたすら、繰り返し解いていました。何回繰り返すかは気にせず、全問正解になるまで、やっていました。
勉強時間の取り方
通勤中
通勤中は問題集を解けないので、ひたすらテキスを読み込みました。当時は本でしたので電車の中で立って読むのが少々おっくうでしたが、今なら電子書籍やアプリがあるので、すごく楽ですね。
仕事後
できる限り、早々に仕事を終わりして、帰宅途中のカフェや自宅で勉強していました。
休日にやる
せっかくの休みなのに思うかもしれませんが、ビジネスパーソンなら休みだろうと、何だろうと、必要な知識は時間があるときに習得するものです。ただ、ゆっくりしたい気持ちもあるので、私の場合は、まる1日ではなく5時間程度を簿記の勉強にあてていました。
使用した教材
3級も2級も豚さんキャラがマスコットの同じシリーズのテキストと問題集を使っていました。分かり易くて良かったのですが、今は販売終了になってしまったようですね。 中古ならいまなら1円で購入できますが、内容が古いので、別シリーズの最新版を買うべきですね。
合格後
簿記検定の知識を仕事の上の作業で使うことは、ほとんどありませんでしたが、「今いくらあって、いくら入ってくる予定で、いくら出ていく予定」という、当たり前に意識してくべきことができるようになりましたね。