マーケティングの4Cと4Pをあらためて知っておく
いろいろと、マーケティングに関する書籍は読んでいますが、体系的に学んできた訳ではないので、知識としてあまり定着していません。
実際の仕事でマーケティングはガッツリとやっているので、細かいところは覚えて無くても大丈夫なのですが、これはあくまで今の私の場合であって、マーケティングを極めようとするためには、知識の拡充は怠るべきではありませんね。
雑記ブログとして始めた本ブログですが、マーケティングに関してもどんどん書いていければと思います。
マーケティングの4Pと4Cについて解説
マーケティングの4Pって何?
「マーケティングの神様」と言われる、フィリップ・コトラー氏が使い始めたマーケティングのフレームワークの一つですが、概念の提唱をしたのはマーケティング学者のエドモンド・ジェローム・マッカーシー氏なんですね。知りませんでした。
それでは4Pについてですが、頭文字がPの以下4つの言葉を指します。
引用元:Wikipedia
- Product(製品):製品、サービス、品質、デザイン、ブランド 等
- Price(価格):価格、割引、支払条件、信用取引 等
- Promotion(プロモーション):広告宣伝、ダイレクトマーケティング 等
- Place(流通):チャネル、輸送、流通範囲、立地、品揃え、在庫 等
コトラー氏の定義では、4Pが提唱された時代を「マーケティング1.0」を呼んでいて、「製造中心=メーカーなどの作り手側の志向が中心」とした考えになっています。
だからって、4Pが今の時代は関係ないことは無く、見てのとおりビジネスにおいて必須の要素を含んでいます。
こうやって見ると、私が扱っているサービスでは、このあたりをあまり考えていませんね。
サービス開発初期から入っていなかったので仕方ないのですが。
マーケティングの4Cって何?
製造中心の4Pが提唱されたのは1960年、それから消費者の価値観やライフスタイルが変わったこともあり、1993年にアメリカの新聞出版社James Landon Knightの広告担当教授ロバート・ローターボーン氏が消費者中心の4Cという分類を出しました。
この時代、コトラー氏の定義では「マーケティング2.0」になります。
それでは4Cについてですが、4Pと同様に頭文字がCの以下4つの言葉を指します。
引用元:Wikipedia
- Consumer(消費者のニーズやウォンツが商品)あるいはCustomer solution(顧客ソリューション)
- Customer cost(顧客コスト)
- Communication(コミュニケーション)
- Convenience(流通は利便性)
4Pと比べると、全く別物ですね。4Pは必要項目を整理したような内容になっていますが、4Cはより消費者のことを考えたマインド思考になっていますね。
まず4Pつぎに4C
この2つの概念を活用するには、いま担当している、またはこれから開発する商品・サービスについて、まずは4Pの項目に当てはめて、それを基に4Cに当てはめるいくという流れになります。
以上、マーケティングの4Pと4Cついて解説しました。マーケティング仕事を目指すならおさえておきたいですね。