5回転職した私の職歴
転職回数が5回というのは、そこそこある方だと思います。今、または今後、転職を考えている人たちにとって、私の経験が参考になれば良い幸いです。
これまでの職種を時系列にそって、ご紹介しながら、考えたことや感じたことを、お話できればと思います。
私の職歴を紹介
①はじめての就職
大学を卒業して、はじめての就職は稼ぎたいと思ったので、単価の高い商品を扱う会社でした。職種はセールスで、テレアポ、車で訪問、商品の売込みといった流れを、ひたすら繰り返すことでした。
新卒採用1期の入社だったので、年の離れた上司や先輩社員ばかりでした。けれど、楽しそうに仕事をしている感じは薄かったですね。
やることないのに、無駄に遅くまでオフィスに残ったりもしていましたし。
ただ、稼ぐ人の中には月3桁万円稼いでいる人もいました。
②2ヶ月そこそこで転職
仕事がつまらなそうなのと企業の将来性が不安だったので、①の会社を、2ヶ月経つか経たないかくらいで辞めました。新卒か50人ほど入社していましたが、辞めたのは私が最も早かったでしょうね。
その後、業績の伸び悩み、さらにはリーマン・ショックの影響で倒産していましたね。
ウソかホントか、ネット情報では結構なコンプライアンス違反をしていたようです。
次の仕事は、とあるマッチングサービスでした。ここでは、セールスやイベント企画などをやっていました。①に比べたら、まあまあ楽しかったのですが、いまいち打ち込めなくて、6ヶ月程で辞めてしまいましたね。
③IT系ベンチャー企業に転職
IT革命で盛り上がっていたので、IT企業に就職することにしました。ここでは、セールスやキャリアアドバイザー的なことをしていました。
自分のキャリアもよく分かっていないのに、他人のアドバイスなんてと思いましたが、それなりに出来るものですね。2つ目の会社でも、アドバイザー的なことをやってたので、それが活きてましたね。
この会社は5年くらいいましたね。ただ、成果だしても給与が上がらないので、あっさり辞めました。それと、上司というものは、案外頼りないものだということを、この会社で知りましたね。
④新しい会社の立ち上げに関わる
ある知人が③と同じ事業内容で新しく会社をたてるということから、手伝って欲しいと声をかけて頂いたので、6ヶ月程手伝いました。
その知人が代表でしたが、偉そうなコトだけは言って、なおかつ誘っておいて協力的ではなかったので、だんだんと摩擦が生じていきましたね。
お互いのためという話で、私が抜けることになりました。
⑤自分のスキルアップをする
これまで、似たような職種ばかりだったのと、セールスの仕事をとおしてマーケティングに興味を持ったので、マーケティング企業でマーケタの仕事に就きました。
人間性を疑う人は多かったのですが、経験や知識やスキルは長けていたので、とても勉強になりましたね。
会社は好きではありませんでしたが、大変だけど仕事は楽しかったですね。
ここは、2年キッチリで辞めました。もっと早く辞めたかったのですが、ある程度の成果とスキル習得するまではと考えて、そこそこ頑張りましたね。
⑥稼ぐために就職
⑤を辞めてから、半年くらい引きこもっていました。この頃からWEBマーケティングに興味を持ち始めて、ブログやサイトを立ち上げたりして、遊んでいました。
ただ、食べれる程の稼ぎはなかったので、WEBマーケティングの会社で働くことにしました。
経験はなくとも雇ってくれる会社って、結構あるもんですね。大変ありがたかったです。
ここでは、黙々とWEBマーケティングに打ち込んでいます。
というような、私の職歴ですが、それぞれ業界も違いますし、おそらく一般的には「職種が汚い」という評価を受けるでしょう。
けど、会社の社長や事業をまわしている人は、こんな意味分からない職歴を持つ人が、結構います。私が社長になるは分かりませんが。
いろいろと動きながら、仕事として自分が打ち込めるものを探すということで言えば、私にはこの方法しかなかったのだと思いますね。
それと、転職を何回かしてると、転職に対する抵抗感や会社への帰属意識などは薄くなりますね。同僚や後輩に悩み相談されると「イヤなら辞めちゃえば良い」とか「会社に期待するだけ無駄」とかは普通に言いますし、私自身がそう思ったら、そうするだけですから。
不安や不満な気持ちを抱えていてら、仕事でパフォーマンス発揮できないので、そんな人たちは今のところをサッサと辞めて、頑張れる環境にいくべきだと思います。
その方が、自分にとっても、今の会社にとっても良いわけですから。
ただ、転職するなら自分の強みを付けることは意識すべきですね。若いうちは良いですが、何の強みも無いで年をとってしまうと、どの会社も雇用してくれませんからね。