新事業を始めてもファンが付くサービスになるかはマーケティング次第
新しく事業を始めるのは出来ても、ユーザーが定着し、収益を上げてくれるサービスにできるは別物なんだなぁと思います。
あれやこれやと、次々に企画して始める経営者の方は結構いますが、上手く軌道にならないことが多くそうです。
理由は、それぞれあると思いますが、私の見えている範囲で上手くいっていない事業をやっている経営者の特徴を上げていきます。
新事業をしても軌道にのらない経営者の特徴
思いつきだけで始める
自分がやりたいことを出来るのが、経営者たる醍醐味ですが、良いなと感覚的に思っただけで始めることです。
何の裏付けもなく始めるので、実はニーズがなかったり、もはや飽和状態の市場であったり、ビジネスチャンスとしては弱かったり、もはやオワコンであったりします。
他サービスの表面だけ真似をする
他でやっているサービスを、アレコレとつなぎ合わせて、一見形になっているように見えても、所詮は猿真似みたいなものです。
本質的な部分は真似でていないので、薄っぺらなものしかできず、ユーザーからはその品質の低さを見透かされてしまいます。
儲けることが最優先になっている
ユーザーのためにというのが最優先ではなく、自身のやりたいことで儲けることが最優先になっています。
それならそれで、儲けるためにはユーザーにどうやってファンになってもらうかという思考になれば良いのですが、今の状態で、「ユーザーの事を最優先に考えている」と思い込んでいるので、なおタチが悪い状況になっています。
本気出せば売れるとか言う
何か映画にあったようなワードですが、自身が本気出せば売れると思い違いをしています。
だったら本気出せば良いのですが、事情があってか本気出さないので、結果売れません。
これでは、本気出しても売れるか怪しいものです。
計画を立てて振り返りをしない
始まりがそうであるように、常に行き当たりばったりで、丁寧に進めていこうとしません。
なので、何をやってて、何が良くて、何がダメなのかが分からないので、上手くいくための精度が上がっていきません。
マーケティング思考が低い
これは、総括になりますが、やはりマーケティング思考が低い、もしくは皆無に等しいです。
ビジネスをやっていれば、全くマーケティングをしないということはありませんが、ユーザーからファンになってもらい、購入してもらうまでのフィールドにおいては、マーケティングのマの字も実践できていません。
つまりは、ユーザーのことを考えてマーケティング活動を丁寧にやれるか、やれないかの話です。
何回かアドバイスはしたものの、やれない方というのは、なかなか理解してもらえませんね。
epilogue
少しでも、マーケティングに対する価値観を持ち、勉強し、事業に活かしていけば、結果は変わっていくのでしょうが、勿体ないと思うばかりです。
だからこそ、マーケティングのできる人材というのは貴重なのでしょうが。