企業の新人教育におけるビジネスマナー研修の必要性
ビジネスマナー研修を受けることに疑問を持っているヒトの参考にしたください。
ほとんどの新入社員はビジネスマナー研修を受けるのが必須になっています。
もちろん私も新入社員の時に受けましたけど、大学卒業して間も無くで、これまでやったことのない作法というのは、慣れないことをするせいなのか結構な抵抗感があるんですよね。
けれど、ビジネスを円滑に進めていく上で、ビジネスマナーは必要不可欠ですし、そのためのビジネスマナー研修も必ず受けた方が良いです。
それは間違いないのですが、内容はどうかなーと感じるものが多いですね。
挨拶、電話対応、名刺の渡し方など、社会人としての基礎マナーなど、それはそれで良いのですが、本質的なコトを教えていないケースも多いです。
ビジネスマナーの講師を務めるヒトは元CAとか、元ホテルマンとかで、素晴らしいお手本を見せながら、マナーの基礎を懇切丁寧に教えてくれます。
丁寧過ぎてこちらが恥ずかしくなるほどでした。
しかし、このようなヒトたちのマナーはトップレベルで理想的なものかもしれませんが、業界や業種がコトなればマナーに対する考え方や必要レベルも変わってきます。
ビジネスをするヒトのタイプは全く異なってきますからね。
だからと言って、講師のヒトたちが異なる業界や業種、相手となる人々のタイプを想定した細かい事細かな内容で対応できるかと言えば、それはなかなか難しいものです。
もしできたら、そのビジネスマナー講師はズバ抜けた成果を残せるのでしょうね。
ビジネスマナーの本質とは何か?私がこれまで見てきた経験から言えるのは、「ビジネスマナーはツールの一つであり、上手く使いこなすモノ」に加えて「顧客、上司や部下、同僚への想いやり」ということです。
挨拶、電話対応、名刺の渡し方などのビジネスマナーの基礎と扱われるこれらは、ビジネスの場面でのアウトプットであり、その本質を理解していないと「何故やらなければならないのか?」という疑問になり、不信感となっていきます。
ビジネスマナーとあるように、「ビジネスでのマナーは、ビジネスを円滑に進めていくためのモノ」です。上手く使いこなすも、使いこなさないのも、人それぞれですが、使いこなしたほうが、仕事は圧倒的に進めやすくなります。
それと、相手に違和感与えるよう過剰なビジネスマナーは不要であり、TPOに合わせた適切ビジネスマナーを使えることが大切です。
以上でーす。