リベラル社畜のほぼ日ブログ

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良い仕事のコツは淡々と「分解と処理」を繰り返す

とくに企業の採用訴求などでは「クリエイティブな仕事をしよう!」とか「楽しく仕事をしよう!」「自分にしかできない仕事をしよう!」とかいう聞くヒトを気持ち良くさせる耳に良い言葉で溢れていますが、最近はそんなものを「クソがぁ!」という感じで受けて止めています。しかし、そうは思いつつも、こういった訴求を否定するつもりはありませんし、むしろ好きなので推進したいですね。言ってることは間違いないですから。けれど、クリエイティブだったり、楽しくだったり、良い仕事をするための秘訣は「分解と処理」をひたすら繰り返していくことしかありません。

 

ひたすら繰り返すと聞くと、ただの事務作業だったり、工事のライン作業だったりをイメージするかもしれませんが、全然違いますのでご安心下さい。求められる高い目標、複雑なプロセスやそれが長期的に続くモノであった場合、はじめは戸惑ってしまうものです。私も事業を担当した時はそうでした。しかし、どんな大変なモノであったとしても、一つ一つの作業項目にすれば良く、それが分解であり、分解された作業を一つ一つ丁寧に処理をしていくだけなのです。これをやらないヒト、できないヒトは結構いるもので、やるヒトとやらないヒトの差もまた大きく変わってきます。もちろん、分解と処理で仕事をするヒトのほうが確実な成果を上げていきます。

 

やらないヒトを見ていると、場当たり的に仕事をしてしまっているので、仕事のプロセスは「思いついた施策→とりあえずやってみる→結果出ない→また違う施策をやってみる→また成果が出ない」という悪循環に陥っています。焦る気持ちがあり、ついこのようなプロセスになってしまいがちで、成果が出ないからまた焦ってしまい、苦しい状態がずーっと続いています。「あーなったらキツいなぁ」と思うばかりですよ。

 

そう言った負の状態に陥らないためにも、まずは自分が作業できるレベルまで分解し、それらを確実に処理をしていくことです。また、予想外の思わしくない結果が出たとしても、このプロセスを経ていると、どこの何が悪かったなどが分かるようになり、改善施策を打ち出すための原因分析に活かすことができます。慣れるまでは少し時間は必要ですが、一度身につけば自然とできるようになり、生産性の高い仕事へと繋がっていきます。くわえて、プロセスを明確にするこのやり方は、再現性があるため後輩や部下を育てるのにも活用することができるので、ぜひ取り入れください。

 

以上でーす。