意味ない仕事やってたら何もできない人になる
ただいま、箕輪厚介氏の書籍「死ぬこと以外かすり傷」に読みふけっております。
嘘です。
まだ読みふける程ではありませんが、ただ少し読んで面白いと思いました。
共感できる内容も多いですね。
以下の話とかは、私ではありませんが、同様のことを言っている社員が過去にいましたね。
マナ ー研修というのは名ばかりのただの茶番劇だった 。内容を事前に確認してから受講するか決めるべきだ 。高い参加費を払い 、大勢の社員を丸一日拘束することにはまったく意味がない 。こんな無駄なことは来年からやめたほうがいい。
その社員は、きちんと上司やマナー研修の講師に対して直に言っていましたが、その後辞めていきました。
私はノラリクラリといった感じで、マナー研修をこなしましたが、内心は「やりたくないなぁ」といった思いでした。
どうせマナー研修で習うマナーなんて、たいして役に立たないし、厳しいビジネス社会で生き残るのには必要ないと思います。
事実、習った内容なんてのは、忘れてしまっていますし、それでも最低限の人としてのマナーは出来ているの、それで十分だと思います。
教科書に載っているような、マナー研修を仕込まれている若手をみると、きちんとして凄いなぁと思う反面、これが本当に良いとのだろうかと考えさせられる時があります。
ルールに従う、言われたことを守る、大事なことではありますが、現状にとらわれずに、自身の思考を巡らせ、考えたことを自信を持って提案したりすることが出来なくなると思っています。
そんなことはない…っという意見もあるでしょうが、生活における悪習というものがあるように、思考も同じように悪習が染み付いてしまいます。
思考や価値観というものは、環境によって固定化されます。
歴史を見れば、武家は武家の思考、農民は農民の思考があり、生まれてくる時に違いはなくとも、生まれ出た環境によって、それらが育まれてしまいます。
つまりは、意味ない仕事を受け入れ続けていれば、はじめは違和感のあったものが、「仕事ってこんなものだよ」という、自分の中での当たり前になってしまう訳です。
箕輪氏も以下のように述べいます。
お前がやる意味ないと思っているのならここが別れ道だ 。意味がないことを知りながら上司のために仕事をすることは真面目でも何でもない 。むしろ不真面目だ 。代案を考えて 『意味ない 』と言ってこい 。疑問に思ったことを飲み込んで 、言われたとおりに仕事する 。そんな無難な道を 3回歩いたら二度とこっちに戻ってこれなくなるぞ。
どのような選択をするにしても、理解をした上でなら良いと思います。
自分にとって生きやすいワークスタイルは、人それぞれであるのですから。
ただ、思考を止めて、他人に依存をしてしまうようになると、他人の提案や意見を、何の疑問もなく受け入れるようになります。
疑問を持っても、代案を提示することはできないので、結局は受け入れるということしかできません。
その疑問がとても大事なポイントで、仕事が上手く要素を含んでいるのに、それを出せずにいると、可能性の低い意見に従った結果、上手くいかず、責め立てられる人がいます。
見てると、とてもキツそうですし、やってもやっても上手くいく様子が見られません。
正直、楽しくは無さそうですね。
意味のない仕事だけど、受け入れるということをやっていると、こうなる可能性はかなり高いでしょうね。
選択は誤らないようにしたいです。